連絡していいのか分からない夜に
連絡していいか分からないとき、大事なのは「いつ送るか」より「どの状態で送るか」です。不安を消すために送ると、内容が確認や責めになりやすく、相手は返しにくくなります。
下書きを書いては消して、また書く。そういう夜が続いているなら、まず言っておきたいことがあります。
迷っているのは、あなたが慎重だからです。どうでもいい相手になら、人は迷いません。
「いつ送るか」の前に、「どの状態で送るか」
復縁の話になると、期間の目安がよく出てきます。1か月、3か月、半年。数字があると安心しますが、実際に相手に届くのは日数ではなく、文面ににじむ状態のほうです。
同じ「元気にしてる?」でも、落ち着いて書いたものと、限界のときに書いたものは、読むと分かってしまいます。言葉が丁寧すぎたり、逆に急に軽くなったり、余計な説明がついたりする。
だから確かめたいのは、日数ではなく次の3つです。
送る前に確かめたい3つ
1. 返事が来なかったとき、どうなるか
想像してみてください。送って、既読がついて、それきりだった場合。明日の自分は生活できそうでしょうか。
「無理だ」と思うなら、いまはまだ送るときではないかもしれません。連絡は一度きりのものではないので、待てるなら待てます。けれど、返事が来ない前提に耐えられない状態で送ると、返事がないこと自体が新しい傷になります。
2. 相手に何を渡したいのか
伝えたいことは何でしょうか。「もう一度会いたい」なのか、「あのとき言えなかった謝罪」なのか、「元気かどうか知りたいだけ」なのか。
ここが曖昧なまま送ると、文面も曖昧になります。曖昧な連絡は、相手を困らせます。相手は返事の方向を決められないからです。
3. 相手の生活を想像できているか
別れてからの時間は、相手にも流れています。仕事が変わっているかもしれない。新しい関係があるかもしれない。そのどれもが、あなたのせいではありません。
ただ、相手の生活を想像できていないときに送る連絡は、「自分の話」だけになりやすい。読む側には、それが伝わります。
送らないという選択も、負けではない
送らなかった日を「行動できなかった日」と数えなくていいです。送らなかったのは、送る理由がまだ育っていなかったから。それだけです。
送ってはいけない状態
時期より、こちらの状態のほうが結果を決めます。 次のどれかに当てはまる夜は、送らないほうが安全です。
- お酒を飲んでいる
- 相手のSNSを見た直後
- 「これで最後にする」と思っている
- 返事が来なかったらどうするかを、決めていない
最後のものが特に大事です。 返事が来ない可能性を受け入れられていない状態で送ると、 返事が来なかったあとに、もう一度送ります。 それが積み重なると、相手にとっては別の意味になります。
内容の重さ
久しぶりの連絡で、いきなり気持ちを書くと、相手は返事を考え込みます。 考え込ませると、返事は遅くなり、遅くなるとこちらが不安になる。
返事が要らない一言のほうが、届きます。
- 「元気にしてる?」…返事が要る。相手は考える
- 「この前○○を見て、少し思い出した。元気でね」…返事が無くても成立する
後者は、相手に「返さなければ」という負荷をかけません。 そして返したくなったら返せます。
返事が来たあと
返事が来ると、一気に距離を詰めたくなります。 ここで急ぐと、せっかく開いた扉が閉まります。
相手が使った文章の長さに合わせるくらいが安全です。 短い返事に長文を返すと、温度差が見えてしまいます。その前に、別れた理由が解消されているかを確かめておくと、あとが違います。
送りたい文面を、送らずに書いてみてください。そして一晩そのままにして、明日の昼にもう一度読む。
夜に書いた文章は、翌日の自分にはたいてい少し重く見えます。それでも読んで「これは渡したい」と思えたなら、そのときは送っていい頃かもしれません。
急がなくて大丈夫です。決めるのは今夜でなくていい。
※この記事は、連絡すべきかどうかを判定するものではありません。いまの自分の状態を見るための手がかりです。
よくある質問
連絡していい時期はありますか?
決まった時期はありません。日数より、返事が来なくても平気でいられる状態かどうかのほうが影響します。
何を送ればいいですか?
答えを求める問いより、返事が要らない一言のほうが、相手は受け取りやすいです。
送らないのは負けですか?
負けではありません。送らないという選択も、自分で決めた行動です。
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