諦めるかどうかは、周りの言葉で決まるものではありません。「諦める」という言葉が重すぎて動けないなら、期限を置くという形にすると、自分で決められるようになります。
「もう諦めたほうがいい」と誰かに言われたことがあるかもしれません。言った人に悪気はなかったと思います。ただ、その言葉で決まるものではありません。
諦めるかどうかは、外から見て決められることではないからです。
諦めるという言葉が重すぎる
「諦める」には、負けたような響きがあります。だから、まだ続けたい気持ちが少しでもあると、その言葉を選べなくなる。
でも実際に起きるのは、もっと静かなことです。ある日、その人のことを考えない時間が少し増えている。思い出しても、前ほど胸が動かない。
決断があって終わるのではなく、終わったことに後から気づく。その順番のほうが、たぶん多いです。
期限を決めることの意味
「いつまで待つか」を決める人がいます。これは有効なことがあります。ただし、目的を間違えないほうがいい。
期限は、相手を動かすためのものではありません。自分が宙ぶらりんの状態から降りるためのものです。
宙ぶらりんは疲れます。決まっていないこと自体が、毎日少しずつ体力を削る。期限を置くと、少なくともその日までは考えなくていい、という許可が出ます。
期限が来たときに延ばしても構いません。延ばすと決めるのも、自分で決めたことです。
続けている理由を見てみる
いま続いているのは、どの理由でしょうか。
- その人と一緒にいたいから
- 終わり方に納得がいっていないから
- 自分が選ばれなかった事実を受け入れたくないから
- 次の誰かを想像できないから
どれも、おかしな理由ではありません。人はそういうふうにできています。
ただ、2番目や3番目が大きいとき、相手が戻ってきても気持ちは晴れないことがあります。求めているのが、その人ではなく「納得」だからです。納得は、相手からもらうより、自分の中で作るほうが早いことがあります。
周りの言葉との距離
「いい人がいるよ」「時間の無駄だよ」心配してくれる人の言葉ほど、うまく受け取れなかったりします。
その言葉を否定しなくていいし、従わなくてもいい。「そう見えるんだな」と横に置いておく。それで十分です。
今日できること
紙でもメモでも構いません。「もし明日、完全に諦めたとしたら、何が困るか」を書いてみてください。
出てきたものが、いま本当に手放したくないものです。それが相手そのものなのか、別の何かなのか。そこが見えると、決め方が少し変わります。
答えが出なくてもいいです。今夜のところは、そのままで。
※この記事は、諦めるべきかどうかを判定するものではありません。自分で決めるための材料を並べています。
よくある質問
周りに諦めろと言われます。
言った人に悪気はなくても、その言葉で決まるものではありません。周りの言葉は情報の一つで、判断そのものではありません。
いつまで待てばいいですか?
一般的な期限はありません。相手の都合ではなく、自分がこの状態をいつまで続けられるかで置くほうが守れます。
諦めきれない自分が情けないです。
続いているのには理由があります。その理由を見てからでも、決めるのは遅くありません。
カードは事実の予言ではありません。いま何を考えるかの手がかりとして使ってください。病気・お金・合否については扱いません。
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